主訴:前歯の見た目が気になる
初診時年齢:25歳
性別:男性
診断名:骨格性反対咬合
抜歯/非抜歯:非抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約70万円(税抜)と来院時に調節料5,000円(税抜)
再治療期間:1年2ヶ月(totalで3年7ヶ月)
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎
受け口(骨格性反対咬合)の治療過程の途中で遠方へ転勤されることになりましたので、一時的に装置を外した状態で仮保定していただきました。
2年半ほどのちに転勤先から戻られましたので治療を再開することになりました。
再診時に一番気になることは、下あごがずれていて左側で噛みにくいとのことでした。
装置を外した時の写真でなくて申し訳ないのですが、治療終了直前の状態です。
上・下あごの歯に必要最小限の範囲で装置を装着して、部分矯正で治療をすすめました。
上下の前歯のずれもほぼ一致して、左右均等に咬めるようになったとのことです。
主訴:前歯の歯並びが反対なのが気になる
初診時年齢:10歳
性別:女性
診断名:前歯部叢生を伴う反対咬合
抜歯/非抜歯:非抜歯
装置名:可撤式装置 → マルチブラケット装置
治療費用:約70万円(税抜)と来院時に調節料5,000円(税抜)
治療期間:3年9ヶ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎
前歯の歯並びを治したいとのことで来院されました。
上あごの歯列幅が狭く、矢印で示す箇所のように左側の犬歯の生えるスペースが足りない状態です。
前歯の噛み合わせが浅めの反対咬合のケースですが、骨格的な因子はそれほど強くないため下顎の成長方向のコントロールや上顎前方牽引は必要ありませんでした。
永久歯列への交換末期で、最初の半年ほど取り外し式の拡大装置を上あごに夜間のみ装着して上あご歯列幅の拡大を行いました。
ワイヤーの固定装置による動的処置を行いながら上下あごの12歳臼歯(第二大臼歯)が正常な位置に萌出するように誘導しました。
主訴:前歯のかみ合わせが反対なのが気になる
初診時年齢:10歳
性別:男性
診断名:骨格性反対咬合
抜歯/非抜歯:非抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約70万円(税抜)と来院時に調節料5,000円(税抜)
治療期間:7年10ヶ月
治療に関する副作用/リスク:長期治療 装置による口腔粘膜の口内炎
前歯の噛み合わせが反対なのが気になって来院されました。
初診時にはすでに下あごが相対的に前方にでており、後に永久歯が生えそろってから前歯以外にも問題のある箇所が生じたケースです。
前歯の噛み合わせが浅い状態ですので、このままでは下あごが前下方向へさらに成長する可能性が非常に高い状態です。
混合歯列期からの治療スタートでしたので、上顎歯列幅の拡大を行うとともに、夜間にチンキャップ(あごあて)を併用していただきました。
永久歯列になったのちにワイヤーの固定式矯正装置を上下あごともに装着しています。
また身長の伸びと同時に下あごの前下方向への成長が長期間続きました。
上あごは八重歯になりましたがかろうじて小臼歯抜歯をせずに個々の歯を並べました。
その結果、上あごの奥行が足りなく最後臼歯である第二大臼歯が左右側上下で交叉した咬み合わせになりましたので、しっかり治してから装置を外しました。
主訴:前歯の見た目が気になる
初診時年齢:57歳
性別:女性
診断名:舌癖と舌小帯強直を伴う反対咬合
抜歯/非抜歯:非抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約62万円(税抜)と来院時に調節料5,000円(税抜)
治療期間:1年2ヶ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎 歯肉退縮
前歯の噛み合わせを長年気にしていたとのことで来院です。
50代後半のご年齢ですが、歯周組織の状態が非常に良好ですのですぐに治療開始いたしました。
治療期間は1年2か月でした。
下あご歯列のみで固定式装置で治療をすすめていましたが、前歯が乗り越える際に上下顎前歯の切端が強くぶつかって痛いとのことでしたので、上あごにも固定式装置を装着しました。
咬合力が非常に強いため、前歯が乗り越える前後の治療期間には夜間のみ上あごにマウスピースを使用していただきました。