主訴:転居したのであらたに治療を継続してほしい
初診時年齢:26歳
性別:女性
診断名:叢生
抜歯/非抜歯:上下顎小臼歯抜歯済み
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約55万円(税込)と来院時に調節料5,500円(税込)
治療期間:2年7ヶ月
治療に関する副作用/リスク: 装置による口腔粘膜の口内炎 カリエス 粘膜の傷 痛み 歯周炎
遠方の大学病院での治療を引継ぐことになりました。上下顎の左右小臼歯はすでに抜歯されおり治療スタートからすでに1年以上経過しています。
当院で治療を開始するにあたりまず一通りの検査を経てから一部装置の除去と交換を行いました。
引継ぎで治療を進める場合でも一通り検査と診断を経てから治療を再開しますが、必要に応じて先に応急処置をする場合もあります。本症例では一部の装置の交換などを順次行いました。
上下前歯の被さりが深いため、アンカースクリューを埋入して上顎前歯を上方に圧下しております。
上下顎のスペースもようやく閉じてきました。
治療期間は2年7カ月を要しました。動的な治療終了後に親知らずの抜歯を行っております。