主訴:前歯の見た目が気になる
初診時年齢:50歳
性別:女性
診断名:叢生
抜歯/非抜歯:小臼歯抜歯
装置名:上下顎マルチブラケット装置
治療費用:約77万円(税込)と来院時に調節料5,500円(税込)
治療期間:2年6カ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎とカリエス 歯肉退縮 知覚過敏
上下顎の前歯の叢生の程度が大きいため小臼歯抜歯によるマルチブラケットによる治療を開始しました。
動的治療期間は2年6カ月でした。治療中は口腔内の普段のお手入れがしっかりとなされていたこともあり歯肉の腫れもなく歯の動きも順調でした。
主訴:前歯の歯並びを治したい 鼻がつまって口が閉じれない
初診時年齢:10歳
性別:女性
診断名:口呼吸と舌癖を伴う上顎歯列狭窄と叢生
抜歯/非抜歯:非抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約73万7千円(税込)と来院時に調節料5,500円(税込)
治療期間:2年8ヶ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎 後戻り
前歯の歯並びを治したい 鼻がつまって口が閉じれないということで来院されました。上顎は歯列が狭く前歯の叢生が大きいことに加えまして、舌癖による影響で側側歯が咬み合っていない状態です。
まず上顎歯列の拡大から治療をスタートしてから上顎はマルチブラケットによる治療に移行しました。舌癖の影響を除くため、MFTを併用しながら治療を進めております。
MFTの成果が出てくるまで時間を要しましたが記録と継続を厳守させました。舌の位置が変わり舌による歯列へお影響が少しずつ変化してくると上下の歯は素直に咬んできました。
動的治療期間は2年8カ月でした。続いて保定中の経過観察期間に入ってもMFTなど舌のトレーニングの継続は必須です。
主訴:海外で治療していたが治療を継続してほしい
初診時年齢:18歳
性別:女性
診断名:叢生
抜歯/非抜歯:抜歯済み(上顎のみ)
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約42万円(税別)と来院時に調節料5,000円(税別)
治療期間:1年0ヶ月
治療に関する副作用/リスク: 装置による口腔粘膜の口内炎 カリエス
海外で1年半ほど治療を行っていたとのことですが、帰国したので当院にて治療を継続することになりました。上あごの左右小臼歯はすでに抜歯されてから久しい状況です。
当院で治療を開始するにあたりまず一通りの検査を経てから一部装置の除去と交換を行いました。上の写真は初診時の状態、下の写真は検査後に装置を一部除去してから新しい装置に交換する前の状態です。
治療期間は1年でした。
矯正歯科治療の引き継ぎ症例は、治療方針の大幅な変更を必要とすることが多々あります。
また進行状況次第では初診時以上に難易度が高くなることも多いのですが、ご本人様の治療への協力も良好であったこともあり一旦治療が再開してからは順調に仕上げることができました。
治療が長期に渡る場合にはカリエスには注意を要します。
主訴:前歯の見た目が気になる
初診時年齢:21歳
性別:女性
診断名:叢生
抜歯/非抜歯:抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約65万円(税別)と来院時に調節料5,000円(税別)
治療期間:1年11ヶ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎 カリエス
矯正治療前の側貌の口唇のラインが良好であること、個々の歯の大きさ、顎骨の奥行の長さなどを考慮して上下顎とも小臼歯抜歯での治療を進めることにしました。
治療期間は1年11か月でした。
上下顎の相対的な位置関係は比較的良好で治療も順調に進みましたが、治療過程の途中で上下前歯の正中合わせと残ったスペースの完全閉鎖に時間を要してしまいました。
主訴:八重歯を治したい
初診時年齢:10歳
性別:女性
診断名:犬歯低位唇側転位
抜歯/非抜歯:抜歯
装置名:マルチブラケット装置
治療費用:約62万円(税別)と来院時に調節料5,000円(税別)
治療期間:3年11ヶ月
治療に関する副作用/リスク:歯の移動時の痛み 装置による口腔粘膜の口内炎 カリエス
上顎の八重歯の歯並びが気になるとのことで来院されました。
上下顎ともに歯の大きさが大きめなことに加えて、奥行の長さが短いため小臼歯の抜歯による治療を選択しました。
永久歯へと歯の交換が進んだ時点でワイヤーによる治療を開始しました。
混合歯列期からの治療スタートでトータルの治療期間は3年11か月でした。
上下顎の12歳臼歯(第二大臼歯)がしっかりと咬合した状態にしてから動的治療を終了しています。