こんにちは 横浜市青葉区 長津田 & 青葉台の長津田アオバ矯正歯科です。
小さなアゴに前歯が大きいサイズで生えてきたため歯並びが乱れている・・との説明を受けたことがあるかもしれません。しかし実際は生まれつき小さなアゴであるとは限りません。
ではなぜアゴが小さくなってしまうのかというと、小さくなるというよりは歯列の幅が狭くなってしまうのだとおもいます。
ではなぜ歯列の幅が狭くなってしまうのでしょうか。
歯列は下記の図のように舌、頬、唇などの筋肉の力で均等に形が保たれているのが理想です。
ところが歯列の内外にある舌、頬、唇などの筋肉の力のバランスの均衡が崩れてしまうと歯並びが乱れてしまうということです。
例えば下記の左の画像は、頬と下唇の歯列を押す力が非常に強いので、歯列を内側方向に押す力が常時かかっています。すると歯列の個々の歯が内方向に押されてしまいさらに狭くなってしまいます。
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それだけではなく、狭くなった歯列の上に舌が乗っかってしまって臼歯が内側に傾斜してしまいさらに歯列が狭くなります。
遺伝的に奥行きが足りないなどの骨格的な要因もありますが、筋肉のバランスによることが多いですのでまずはこのバランスを整える治療からスタートします。
右の写真は治療開始から10カ月後の下あごになります。筋肉のバランスが整ってきますと歯列の歯の乱れが軽減してくるだけでなく左右対称に整ってきます。
当院では混合歯列期にはMFT(口腔筋機能トレーニング)を併せた治療を積極的に行っております。